会社設立には多くの手続きと準備が必要ですが、しっかりと計画を立て、専門家のサポートを受けることで、成功への道が開けます。
会社を設立したいと考えていても、何から始めれば良いのか、費用はどのくらいか、期間はどのくらいかかるのかなど、不安な部分も多いかと思います。今回は会社設立を検討中の方に向けて、当事務所での実例をご紹介させて頂きます。
あくまでも一例となりますので、ご参考程度に一読下さい。
事前に決めておくこと
今回は既存のお客様より、会社設立をご検討中の方のご紹介を受けましたので、まずは会社の基本情報などを決めて頂くことからお願いしました。お願いした内容は、主に下記の内容となります。
必要事項
・会社名
・事業目的
・会社設立日
・本店所在地
・資本金の額
・事業年度
・株主構成や役員構成
後から変更したいとなると、手間や費用がかかりますので、慎重に検討して頂く必要がございます。今回は事業目的の内容や資本金の額をいくらにしたら良いかなどのご相談を受けましたので、今までの会社設立での経験を基にアドバイスさせて頂きました。
会社名が決まりましたら、この段階で会社の実印等の作成を依頼しました。また、後々個人の印鑑登録証明書の原本が必要となりますので、印鑑登録証明書の取得も依頼しました。
司法書士へ依頼
会社基本情報等が決まりましたら、司法書士に会社設立登記の依頼をします。その際に、事前に本人確認書類と印鑑登録証明書をメール添付でお送り頂く形となります。当事務所では、私が司法書士とお客様の間に入って連携しながらサポートしていきますのでご安心ください。定款の作成が完了しましたら、司法書士の方で定款認証をして頂きます。また、このタイミングで資本金を発起人の口座に振込みして頂きます。振込みが完了しましたら、下記の書類を揃えて司法書士に郵送して頂きます。あとは、登記が完了するまでお待ちください。
司法書士へ提出する書類
・本人確認書類コピー
・印鑑登録証明書原本
・通帳コピー(表紙、裏表紙、資本金の振込みページ)
・登記申請書類(司法書士が作成)に実印の押印したもの
設立費用や期間など
設立にかかった費用
株式会社の場合、司法書士への支払いは司法書士報酬・登記費用の実費込みで30万円ほどとなります。なお当事務所は、会社設立後の顧問契約を前提に、無料でサポートさせて頂きますので、会社設立支援に関しての報酬は頂戴しておりません。顧問契約後の料金につきましては、料金表をご確認ください。
設立にかかった期間
会社基本情報等を決めるのに1週間程度、定款の作成から認証までに1~2週間程度、登記申請から完了まで1~2週間程度かかりました。設立日にこだわりがある場合には、1か月以上余裕をもってご相談頂ければと存じます。
税理士に会社設立を依頼するメリット
税理士は会社設立の登記は行えませんが、設立後の会計ソフトの導入支援、領収書の整理、帳簿付けの方法等のサポートが可能です。当事務所では司法書士と連携して、定款作成・定款認証から法務局への登記申請までスムーズに行えますので、お客様に無駄な手間を与えません。もちろん、税務署等への設立届、青色申告承認申請書の提出につきましてもお任せください。
当事務所のサポートが、皆様のビジネスの成功を支えます。会社設立や経営に関するお悩みは、是非当事務所までご相談ください。